くらしのラボ監修 今すぐ役立つ!くらしのアイデア
2023年2月22日更新
第32回のテーマ パーソナル暖房について
最近は省エネとして注目されているパーソナル暖房。
今回は、暖房器具の用途と使い分けについて紹介します。
家電王・中村剛
プロフィール
体が直ぐに暖められて疲れが癒される♪
暖房敷きパッド&ねるまえほっとリフレに注目☆
【くらしドラマ】 暖房敷きパッド&ねるまえほっとリフレ
家電王&テプコンのひとこと
「暖房製品を使い分けよう」
春が近づいてきたけどまだ寒い日があるよね!
部屋をあたためるのにエアコンが効率良いことは前にも聞いたけど、他の暖房製品はどう使うのが正しいのかな?
そうだね、テプコン。じゃあ電気ヒーターの話をするよ。
電気ヒーターは、電気が流れるときの抵抗で熱が発生し暖かくなる、という仕組みでできているんだ。
物理の法則で「電気1kWh=860kcal=3600kJ(熱量)」となっているから製品に記載されているワット数によって発生できる熱量はだいたい決まってくるんだ。
そうなんだね。
う~ん、でもやっぱりよくわからないや?
ワット数が同じ製品は熱量が同じなの?
具体的な例で説明すると、へアドライヤーが約1kW位の消費電力なんだけど、ハロゲンヒーター等の製品も約1kW程度だから、どちらも熱量は変わらないって事なんだよね。
へ~!そうなんだ!
ヘアドライヤーを8畳くらいの部屋でつけっぱなしにしても部屋全体はあたたまりそうにないでしょ?
(そもそも、ヘアドライヤーをつけっぱなしにするのは間違った使い方で危険だからダメだけどね。)
電気ヒーターも同じくらいの熱量だから部屋全体には向いてなくて、局所的にあたためたいときに適しているんだよ。
なるほど。電気ヒーターは足元をあたためるとか、個人で使用するのに向いているんだね!
そうだね。あとはエアコンが部屋をあたためるまでの補助暖房としても活用することができるね。
じゃあ、コタツはどうなのかな?
コタツは電気ヒーターと同じように局所的な熱源だけど、コタツ布団と組み合わせることで空間を区切れるから、空間に熱がこもりやすくて効率的にあたたまりやすいよね。
なるほど!暖房によっていろいろ特性があるんだね。
その通り!
暖房製品の特性や安全性を理解して、賢く使い分けをすることが大事なんだ。
今回も色々教えてくれてありがとう!今後状況によって暖房製品を使い分けてみるね♪
どちらも地球にやさしく経済的♪
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